2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

岡崎京子2

「UNTITLED」が好きだった。特に、「万事快調」。わりとよくある話だけど、こういう展開、雰囲気、語り口みたいなものが私は好きなのだろう。 バブルがはじけた後の、最近作の方が好みのようだ。つくづく、交通事故が悔やまれる。(岡崎京子氏は96年飲酒運転…

日本史の勉強

拾い読みしたものや、拾い読みしたいもの。元よりまともな要約ではないので、網羅的ではないしピントがずれてるかもしれない。また、2000年代前半の本が中心なので、すでに学説は古くなってしまっているおそれもある。中世の農業と気候―水田二毛作の展開作者…

岡崎京子1

知識としては知っているけれど実感の無い時代、80年代から90年代にかけての、高揚と閉塞を感じた。読んだ中では『ハッピィ・ハウス』と『愛の生活』が好き。一気に読んだので、どれがどれだか分からなくなりつつありますが。愛の生活 (単行本コミックス)作者…

司馬遼太郎

燃えよ剣(上) (新潮文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1972/06/01メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 409回この商品を含むブログ (293件) を見る司馬遼をまともによんだのは初めてである。なるほど、面白い。 話が大きくなる前、たと…

佐藤優、森健、有島武郎

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/10/30メディア: 文庫購入: 35人 クリック: 235回この商品を含むブログ (204件) を見る古くからの知人は分かるかもしれないが、私は政治とか経済とか、…

再掲・冬空

何度も書いている気がするが、元来寒いのは嫌いではない。 「あぁ涼しい」という瞬間よりも、「あぁあったかい」と思う瞬間の方が、私には貴重で好きなのだ。寒空の下、コートを着込んで、マフラーをして、それでも顔は冷たくて寒くて、酢でしめた魚のように…