お金は大事だよー
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 186回
- この商品を含むブログ (46件) を見る
- 作者: 竹川美奈子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/07/31
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 87回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
- 作者: 橘玲,海外投資を楽しむ会
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
- 作者: 橘玲,海外投資を楽しむ会
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
「もはや古典」強化月間など
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 1996/12/25
- メディア: 単行本
- 購入: 148人 クリック: 4,806回
- この商品を含むブログ (774件) を見る
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1985/10/08
- メディア: 文庫
- 購入: 29人 クリック: 271回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/02/07
- メディア: 文庫
- 購入: 13人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
- 作者: 大前研一,田口統吾,湯沢章伍
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 1984/01/15
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- 作者: 本田宗一郎
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
- 購入: 19人 クリック: 221回
- この商品を含むブログ (67件) を見る
- 作者: 松下幸之助
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2001/05/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
- 作者: 松下幸之助
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 文庫
- 購入: 14人 クリック: 259回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
- 作者: 稲盛和夫
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2000/11/07
- メディア: 文庫
- 購入: 28人 クリック: 214回
- この商品を含むブログ (107件) を見る
- 作者: 村上龍,はまのゆか
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: ハードカバー
- 購入: 13人 クリック: 215回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
- 作者: 羽生善治,柳瀬尚紀
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/05
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 53回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
年の瀬も本ばかり読んでいる
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: 新書
- 購入: 37人 クリック: 520回
- この商品を含むブログ (193件) を見る
が、肝心の本論に行くと、あんまり目新しいこと書いてないなぁ…と思ってしまった。日本のジャーナリズムが育たなかったのは、新聞がだらしないからで、かといってテレビと資本関係にあるのだから立場の異なる批判を書け…といったって、それはそれでなかなかハードルが高かろう。個人的に、エンターテインメントの要素はデフォルメと単純化にあるように思うが、テレビが影響力を持って巨大な存在になればなるほど、(あえて嫌いな言い方をすれば)大衆の最大公約数をとれば、エッジがきかなくなりまた自己規制に収縮していくのも無理はない。
また、「本は消費物ではない」「本棚はその人を語る」「もらって価値を感じる人があらわれて価値が生まれる」…といった指摘がなされているが、それは本に限ることはあるまい。人によってはピカソの絵も人によっては「鍋敷きにもならない」代物だろうし、鉄道好きが自宅に模型を並べるのと、本棚と、人生を語るに何の差があるのか。要はだれが何に価値を感じるかはその人それぞれであり、本だけを特別視するロジックが読みとれなかった。おそらく内田氏は本が大好きなのだろう(当たり前か)。
そういう意味では、何も本にかかわらず全てが権利関係・資本主義に呑みこまれているわけであって、そんな相手を向こうに回して論陣を張るには、新書一冊では分が悪いように思えた。
さえないので本ばかり読んでいる
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
- 購入: 265人 クリック: 12,967回
- この商品を含むブログ (1008件) を見る
- 作者: 大前研一,柳井正
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/29
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 163回
- この商品を含むブログ (62件) を見る
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2010/11/20
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 148回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
話を進めといて、「わたしには答えは分からない」的な投げだしをされるのは「おいおい」と思ってしまうが、答えのない時代なのでそれはそれで真摯なのかもしれない。
「23歳は決して若くない、おれは23歳のときにデビュー作を書いたと、事実を話しているだけだ。26歳のときに映画を監督して、27歳で『コインロッカー・ベイビーズ』を書いた、ということを27歳の編集者に言うこともあるが、自慢しているわけではない。逆に、そんなことは当たり前なので、自慢にも何にもならないと言いたいのだ。おまえは人生を有利に生きたくないのかと、単にそういうことだ。(…)やっぱり若者に向かって、おまえはもう子どもではないから若いなどと言われて喜ぶな、などと言うのはおせっかいなのだろうか。(…)しつこいが、わたしは『勉強しろ』とか『怒れ』とか『自覚を持て』とか言いたいわけではない。『じゃあ聞くけど、おまえはこれからどうやって生きていくんだ』というようなニュアンスのことをたまに言うだけだ」
- 作者: マツコ・デラックス
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/10/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 9人 クリック: 154回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
本より動いている方が面白い。そして、大きな声では言えないがしばらくの間本当に女性なんだと思っていた。
蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫)
- 作者: 室生犀星,久保忠夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/04/28
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
- 作者: 水野和夫
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2008/12/06
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
スズキのインド戦略―「日本式経営」でトップに立った奇跡のビジネス戦略
- 作者: R.C.バルガバ,R.C. Bhargava,島田卓
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ)
- 作者: C.K.プラハラード,スカイライトコンサルティング
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2005/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 11人 クリック: 99回
- この商品を含むブログ (69件) を見る
- 作者: 孫正義,佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/10/19
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
- 作者: 大前研一,DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/08/06
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 90回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 文庫
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
イワシはどこへ消えたのか―魚の危機とレジーム・シフト (中公新書)
- 作者: 本田良一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/03
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
- 作者: 櫻川昌哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/01/14
- メディア: 新書
- クリック: 26回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
隣は何をする人ぞ
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2010/08/04
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2011/01/28
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 251回
- この商品を含むブログ (280件) を見る
入口は観慣れた感じで、出口は他にあまりないおどろおどろしさ、そしてはっきりしないミステリー感があたったのではないかと想像する。
松たか子は何年も印象が変わらないですね。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: DVD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
「オリエント急行殺人事件」の後に作られたそうで、密室の群像劇なあたり「オリエント」を彷彿させる展開だし、第一「以前オリエント急行で事件があってね」的なセリフまででてくるので多分意識しているんだろう。で、先に見たハンデもあって「オリエント」の映画のほうが好きです。
何というか、「殺人事件」自体はもう良くも悪くも見飽きてしまっているので、エンターテイメントやリアリティに重きをおいた作品はどうしても古く感じてしまう。オシャレに、それでいて人間くささがよくでる作品のほうが長く愛される気がする。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
ま、話はご都合主義ですが。デニス・ホッパー追悼
レッドクリフ Part I スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2009/03/11
- メディア: DVD
- 購入: 6人 クリック: 44回
- この商品を含むブログ (178件) を見る
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2000/04/21
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
インビクタス / 負けざる者たち Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/07/14
- メディア: Blu-ray
- 購入: 6人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (70件) を見る
http://www.beck-movie.jp/
マンガを読んだことはなく。特に思い入れもないので単純に楽しみつつ、何かにつけてケンカなのはマガジン原作だなぁと思いつつ。
佐藤健はいい感じだった。
遠くにありて
NHKのドラマを立て続けに二本観た。偶々だろうがどちらも室生犀星の原作である。
http://www.nhk.or.jp/bungokaidan/vol4.html
ひとつは「妖しき文豪怪談」なるシリーズのひとつ、「後の日」。是枝裕和監督の作品である。幼くして亡くなった子供が、夫婦のもとにひょっこり帰ってくる話で、私の好きな系統の是枝作品であった。「歩いても歩いても」のような、「畳の上のリアリティ」。「誰も知らない」で証明済みの、子供の演出の確かさ。
加瀬亮は先日ヤクザ映画に出ていたし、是枝監督の「花よりもなほ」でもニヒルな役柄だったが、今回も、特段ヤクザな描写はどこにもないのに、シャープな感じがした。中村ゆりは存知あげなかったが、実に身のこなしや居ずまいが綺麗で、和服美人であった。
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/program/etc2009/drama09/index.html
実家に帰ると、母が「観せたいドラマがある」という。「なんかの賞をとったドラマで、セリフがいいのよ」「へー、脚本だれ?」「えーっと、わたなべ…」「渡辺あや?」「そうかな」「あーそれならいいに決まってるね。ジョゼと虎と魚たちとか、メゾン・ド・ヒミコとか、天然コケッコーとか。島根か鳥取の主婦だよ」
というわけで、観た。「火の魚」。
堪え性が無く普段ドラマなど最後まで観れない父も、二回目だというのに、昼寝の途中だというのに、「あー、結局最後まで観ちゃった…ていうか聞いてたよ」という。「何というか、もう詩みたいなもんだもんね。セリフも間も、隙が無くて心地よい」と私。
原田芳雄は、他はちょっと考えられないようなハマり役で、居丈高な感じも弱さも、実にうまい。「人間歳とってからだって変われる」というと、『グラン・トリノ』が思い浮かぶが、(一概に比べられるもんじゃないが)そのとまどいの表現でいったらクリント・イーストウッドよりよほどうまいんじゃないか。
出色は尾野真千子で、自分とそう歳も変わらないほど若いのに、難しい役どころを実にいい芝居をしていた。原作の持ち味なのか、脚本の力か分からないが、古風で丁寧な(棒読み気味の)口調が実に心情豊かである。
生と死、老いと言う普遍的な(手垢の付いた)テーマを、情景描写・投影・ユーモア(と言ってしまおう)をうまく織り交ぜて小気味よい作品であった。モノローグがある類の作品は概して好かないのだが、むしろそのおかげでテンポよく一筆書きのようで、しかし抑制が効いて野暮になることもなく、その辺は今をときめく脚本家の面目躍如である。
1時間足らず、実にいい作品であった。
彼岸過迄
- 作者: 守屋武昌
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/07/09
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 93回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
- 国会運営っていうのは、一般人の感覚からかけ離れた手続きをふんで動いている。
- 「お役所仕事」も同様で、国会議員がスムーズに退場できるように車の動きを予行演習するって、分かるけど、それ税金でやるの?っていう感じ。
- 少なくとも本書を読む限り、名の通った政治家がまともな政治家とは限らないようだ。
- 何事にも経緯がある。ちょっと入ってすぐ分かるもんでもない。
- 記者と役人・議員は素人目には癒着ともとられかねないもたれあいがあるように感じる。関係者の動きを記者からの連絡で知るって言うのが変な感じ。
- 小泉元首相は、つくづく力のある「政治家」だったと思う。民意をとらえるパフォーマンス、交渉の勘所をつかむうまさ、ブレない強さ。。。それは新聞の「政治」欄が「政局」欄であるように、綺麗事で済まないまつりごとを着地させていくうまさという意味での「政治家」であって、彼が本当に実施しなければならない方向性を定められる真の政治家であったなら日本もこうはならなかったろうに、と夢想すると、かえすがえす残念である。
- 作者: 川勝平太
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1997/11
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (7件) を見る