もののふはもののふ
- 作者: 下向井龍彦
- 出版社/メーカー: 講談社
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前に読んだup忘れなど
- 作者: 佐々木俊尚
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- 作者: 野村総合研究所ノンペーパー推進委員会
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- 作者: 大前研一
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暑いねー
- 作者: 湊かなえ
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- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 集英社
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※ ※
「俺なりに、お前を幸せにしてやろうと思ってやってきたつもりだ……」
「私なりに、あなたにしあわせになってほしいとおもってやってきたつもりよ」
「だったら……」
「幸せなときだけをいくらつないでも、幸せとは限らないのよ」
※ ※
「なんていうか、男と女って、スタートからすれ違ってるの。……女のほうが誰かを一途に思いたい時期には、男のほうはサッカーに夢中だし、男がやっとそうなってくれたときには、女のほうが……」
「女のほうが?」
「……一途になりたいって思ってるのよ」
- 作者: 中沢康彦
- 出版社/メーカー: 日経BP社
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真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか
- 作者: ヤンカールソン,堤猶二
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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- 作者: シドニールメット,Sidney Lumet,中俣真知子
- 出版社/メーカー: キネマ旬報社
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- 作者: 川上弘美
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モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
- 作者: ダニエル・ピンク,大前研一
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- 作者: 大沢在昌
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- 作者: 筒井康隆
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飯田泰之
- 作者: 飯田泰之,雨宮処凛
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世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで
- 作者: 飯田泰之
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- 作者: 飯田泰之
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マックィーン・マックィーン
ふとしたきっかけでスティーブ・マックィーンの映画を立て続けに観ているが、友人たちにそのことを話しても、たまたまなのかどうも名の通りが悪い。たとえば5歳年上のポール・ニューマンの方が現在でもよく知られているように感じられるのは、マックィーンが早くに亡くなったからというだけではなく、彼が本質的にアクションスターとして認識されているからではないか、と思う。
なるほど、「華麗なる賭け」のマルチ画面処理は「24」からさかのぼること30年以上も前であるし、「ブリット」のカーチェイス、「ゲッタウェイ」のスローモーションを多用したガンアクションは、他の映画の先駆けとなっていて見ごたえ十分である。が、今となっては真似されすぎていて、奇妙な既視感に襲われるほどだ。
どんな高級な味も、マヨネーズやケチャップの破壊力の前にひれ伏してしまうように、上質なアクションも、パンチだけはきいているジャンクな亜流に凌駕されてしまう。早い話、刺激は飽きられるのである。「ゲッタウェイ」の演出などは観慣れ過ぎて、ともすればスローモーション処理が使われていることに気づかないくらいである。
※ ※
プロ顔負けの運転技術や、颯爽とした銃さばきに隠れがちだが、彼はちょっとした表情や仕草が実にうまい役者だと思う。
そのことを痛感したのは、パニック映画の代表「タワーリング・インフェルノ」を改めてみた時だった。超高層ビルの火災が舞台となる本作、小学生の時に観たことがあって、その時は建築家役のポールニューマンの活躍の方が印象に残っていた。
が、しかし。本作のマックィーンは白眉である。消防隊長役の彼は、さながら負け戦に挑む老兵のような味わいを見せていて、圧倒的な火の手にかなわぬことを知りながら、目の前の仕事に淡々と、それでいて誰よりも果敢に立ち向かう。一難去った後の表情、部下を思いやる視線、そして犠牲となった同士の遺体を前にした何とも言えないたたずまい、深い。
ついでに言えば、本作はウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイら名優の存在も光り、困難を前にした「人間」を描いた、色あせない名作である。
※ ※
「ハンター」は実在の賞金稼ぎを描いた地味な作品だが、既に余命数ヶ月を宣告されていたマックィーンの遺作となると俄然意味合いが変わってくる。
あのマックィーンが!、運転は超へたくそ、家では老眼鏡をかけ、犯罪者には投げ飛ばされ、子供ができても父親になる覚悟が無いとおろおろし、いざ生まれる時もおろおろし、実に人間くさい。一方で、列車の屋根の上での決死のアクションを見せ、また同時に、初期の「荒野の七人」「大脱走」で見せていたようなコミカルな一面ものぞかせる。
ラスト、赤ん坊を抱え上げた(少しピンボケの)笑顔のファイナルカットは忘れ難い。かつては上昇志向が強く共演者とも軋轢をうみ、また「ヒーロー」を演じることにこだわってきたというマックイーンの、粋なカーテンコールであった。
※ ※
「たら」「れば」を語ればキリが無いが、50歳の若さでこの世を去ることが無ければ、歳と名声を重ねたあと、いい意味で力の抜けた、味わい深いマックィーンをもっと観れたのではないか。同世代のイーストウッドやショーン・コネリーにひけをとらず、渋くて、あたたかくて、可笑しくて、より後世まで残る代表作が、もっともっと生まれたのではないか。そう思うと、かえすがえす残念である。
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多事暴論4 "Blue Color"
ワールドカップですね。会社でも、先日入った床屋でも話題はもちきりのようで。
個人的なことを言えば、先日の強化試合をちょっと見るとか、開幕戦を前半だけ眺めるとか、ちょこちょこ視聴なので、やれどうだと偉そうに語る資格はない。
フランス大会に出場を決めた時は、翌朝朝会で校長が「いやー、岡田がいれてくれましたね」とハートフルな間違えで笑わせてくれたことを覚えているくらい、ちゃんと観てたのにね。
※ ※
どっかの記事で、「いつから日本は韓国と差がついたのか」的な内容で、キム・ヨナ、現代自動車、サムスン電子が挙げられているのを読んだ記憶があるが、どうやらサッカーも同様らしい。少し観た限りでは、かつての共催国は着実に力をつけ、意図と研鑽と勇気をもって世界と渡り合っているように感じられる。
特集を眺めていて改めて思い出したが、三浦・中山といった草創期のメンバを中心に、かつてワールドカップに懸ける思いは凄まじいものがあった。中田ら実力を備えた次世代の台頭、ようやくワールドカップ自体には安定して出場できるようになり、更なるステップアップのためジーコあたりから「自主性」を模索してきた現在、日本チームは方向を見失っているように見える。
※ ※
どっかの記事のように、何かと話を大きくするのは好きではないが、それでも、日本サッカーの混迷と、日本経済(いや政治・教育その他もろもろ)の低迷とを重ね合わさずにはいられない。ニュースソースを忘れてしまったので記憶は定かでないが、たとえば韓国ではTOEICが800点ないと有名大学に入れないし、920点だかないと会社で偉くなれないという。翻って我が国では、(こちらもニュースソースの妥当性は疑問だが)、外務官僚でさえ外国に行きたくないとか、食料品を中心に(それほど根拠もないと思われる)国産志向をきく。殆どひきこもりなんじゃないかと思えてくる。
個人的なことを言えば、社会に出てからあれこれ忸怩たる思いも逃げ出したい気持ちもありながら、打開する発想も実力も気概もうってでる勇気も足りないわけで、どこかのメディアのように代表チームをやれどうだと偉そうに語る資格はない。