さえないので本ばかり読んでいる

何となく癪だったので買わずに立ち読み。これだけ売れてるということはやはりそれなりに出来はいいんですよねー、と素直に読み切った。
この国を出よ

この国を出よ

やっぱ出なきゃだめだよねえ。柳井さんが何となく思っていたより年上だった。
逃げる中高年、欲望のない若者たち

逃げる中高年、欲望のない若者たち

「今の若者は車も欲しがらないで…」という言われ方は、見境もなくカチンときてしまうあたり私も若者のハシクレだが、欲望が無いのは確かで、持ちようもないのも確かなのかもしれない。
話を進めといて、「わたしには答えは分からない」的な投げだしをされるのは「おいおい」と思ってしまうが、答えのない時代なのでそれはそれで真摯なのかもしれない。
「23歳は決して若くない、おれは23歳のときにデビュー作を書いたと、事実を話しているだけだ。26歳のときに映画を監督して、27歳で『コインロッカー・ベイビーズ』を書いた、ということを27歳の編集者に言うこともあるが、自慢しているわけではない。逆に、そんなことは当たり前なので、自慢にも何にもならないと言いたいのだ。おまえは人生を有利に生きたくないのかと、単にそういうことだ。(…)やっぱり若者に向かって、おまえはもう子どもではないから若いなどと言われて喜ぶな、などと言うのはおせっかいなのだろうか。(…)しつこいが、わたしは『勉強しろ』とか『怒れ』とか『自覚を持て』とか言いたいわけではない。『じゃあ聞くけど、おまえはこれからどうやって生きていくんだ』というようなニュアンスのことをたまに言うだけだ」
世迷いごと

世迷いごと

TVで何度か観てマツコ・デラックスは面白いんじゃないかと思って衝動買い。買った丁度その日そのお店には、本人がサイン会に来たようだ。
本より動いている方が面白い。そして、大きな声では言えないがしばらくの間本当に女性なんだと思っていた。先日のNHKドラマ「火の魚」がよかったので原作を読んでみる。ドラマとはだいぶ異なる。誰がコンセプトを考えたのか、プロデューサーなのか渡辺あや氏なのか分からないが、「人生ってのは、自分が魚拓にされるまでの物語だ」という発想は秀逸である。
金融大崩壊 「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)

金融大崩壊 「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)

内閣府の審議官になったと聞いて読んでみたんだが、今のところ政策に反映されている様子は見てとれず。。。
スズキのインド戦略―「日本式経営」でトップに立った奇跡のビジネス戦略

スズキのインド戦略―「日本式経営」でトップに立った奇跡のビジネス戦略

振り返ってしまうと、結局当たり前のことを当たり前にやっている。長い本なのでまだ途中だけど。
決闘 ネット「光の道」革命 (文春新書)

決闘 ネット「光の道」革命 (文春新書)

大前研一の新しい資本主義の論点

大前研一の新しい資本主義の論点

夜の公園 (中公文庫)

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イワシはどこへ消えたのか―魚の危機とレジーム・シフト (中公新書)

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金融立国試論 (光文社新書)

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