Beginner's Cook
- 作者: 浅田峰子
- 出版社/メーカー: グラフ社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 大型本
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という訳で、いい加減一品二品まともな家庭料理が作れたほうがよいかと思い立ち、近ごろチャーハン以外の料理を作ってみている。勤めに出る前は比較的時間もあることだし、母から教えてもらえるうちに教わっておこうという魂胆である。
自分の好みから、和食ばかり。適当に作ってもそれなりの物はでき、味付けなんて大抵みりんと酒としょう油なのに、それぞれの料理で味はまったく異なり、深みがあるのが不思議でしょうがない。
自慢というより(特に自慢になるほどの料理ではない)、備忘録として記しておく。
まずやってみたのは肉じゃがで、これは煮るタイミングに失敗し、ジャガイモはかたくずれし、味がしみなかった。近い将来リベンジの予定。
この歳になっておせち料理が美味しく感じる。そこできんぴらごぼうを作ってみた。人参とごぼうを太めに切り、比較的砂糖の味付けが強いのが、我が家の好みである。太く切る分、最初の炒る時間が長くなるが、水をいれると水っぽくなるからと、母は料理酒を使う。ちなみに「きんぴら」とは金太郎=坂田金時の倅、金平に由来し、彼は怪力無双で多くの武功をたてたことから、強いもののたとえにいうそうな。
買ってきた京野菜は、母親監修の下、じぶ煮にしてみた。だし汁で煮て、みりんで味付け、塩をきかせてしょう油を少々、最後に水溶き片栗粉だったと記憶している。違ったっけ。
親子丼を作ってみた。だしをとるのが面倒だから、水ににんべんのつゆいれてよしとする。で、みりんを多めに加えて煮立たせ、玉ねぎと鶏肉加えて、火が通ったら溶き卵を加えておしまい。これがまたうまい。油断したら火を通しすぎたが、それでも十分うまい。