トリビアの沼

22時くらいに散歩に出かけたのですが、涼しくて気持ちよかったです。ちょっとじめっとしてましたが、それでもなかなか。雨も、ぽつぽつというくらいで。1000年の手垢がついた文句だが、「夏は夜」なのですかね。
「世界には満足に食べられない人たちが大勢いるんだから、残さず食べなさい」。無茶苦茶な論理だとは思うけど、たしかに、世の中には自分より大変な人が山ほどいる。もっと厳しい環境の人もいるし、もっともっと頑張っている人もいる。それは重々承知しているのですが、それでも、つらいもんはつらい。ずーっと怠けずにパソコンに向かっているのだが、じぇんじぇん進みません終わりません。
要らんトリビアだけは増えてます。赤川次郎は2/29生まれだとか。「モモ」や「はてしない物語」の作者ミヒャエル・エンデは日本人と再婚してるとか。星新一は男前だとか(いや、写真は見たことあったけど、あらためて)。シャーロックホームズのファンのことを日米ではシャーロキアンとよぶけど、イギリスではホームジアンと呼ぶとか。フルトヴェングラーの指揮は小刻みに震えていてオケの楽員には分かりにくいことこの上なかっただとか。
「名文」というものをどう定義するかは難しいが、そのひとつは、「すっと頭に入ってきて何の違和感も無く、それでいて個性的で、よくよく考えてみると過不足のない洗練された文」とでも言えるのだろう。誰にでも書けそうで、実は真似できない、しかもかなり実は労力がかかっているもの。なかなか難しいところです。
それなりに楽しい作業ではあるけど、いまやってることはちょっと面倒な部分が多いし、プレッシャーがかかります。締め切りあるし。