月並みですが

鍋をもらいにいく夢から始まり、眼鏡を忘れて家に取りに戻るとか、本屋さんに行くとか、カプリチョーザで昼食を取るとか、あわてて作業するとか、授業に出るとか、京料理をたらふく食べるとか、本をもらうとか、転がすとか、作業を嫌がって夜が更けるとか。
どれもこれも、戻っては来ない一瞬で、どうしてあらかじめ準備をしておかなかったんだろうとか、もっと気の利いたことが言えなかったんだろうとか、素直にならなかったんだろうとか、そしてなぜいつも過ぎてから気づくのだろうとか。
楽しかった時間から覚めると、やはり寂しさがよぎる。