なんとも言えない気持ちなので、何とか紡いでおきたいと思います。
照れ屋なので、と割り切っていいものか、少なくとも性格があまりよろしくないので、人付き合いは苦手で、うまく距離感がつかめません。
それでもわりと今日は楽しくて、素直に話したいと思ったし、関わりたいと思った。
たぶんそれは、どこかでハナからあきらめていて、自分の背負うものが少なくて、しかも分かりやすい肩書きで役回りがはっきりしていたからなんだろうな、と思っています。
と同時に、どうしたってあらゆるところに見えない糸がはりめぐらされていて、ちょっと動いただけで無数の想い出をひっぱってしまったり、善かれ悪しかれ人に影響を与えてしまう、そのことを感じられていたからでもあるのでしょう。
話し方がうまいからといって話が上手なわけではないし、うまくまとめたからといってスピーチがいい訳でもなく、いわんや、人柄や人気が決まるわけでもなく。自らの感覚が妥当だという保障もなく。いつも自分を見失っていて。
ただ、…そう、世の中は思ったほど悪くない。
月並みですが、そのことだけは、書いておいてしまいたいと思います。いつも元気なわけじゃないから、余裕がある一瞬くらいは、たとえ無力でも。
いつかの自分にむけて、もしくは未来の自分に、あるいは。