あれこれ

クロスゲーム (1) (少年サンデーコミックス)

クロスゲーム (1) (少年サンデーコミックス)

再読。マンネリといわれようとなんだろうと、セリフ無しで見せていく運びは、やはりうまいな、と思う。
動物のお医者さん (第6巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第6巻) (白泉社文庫)

いま調べてみたら「動物のお医者さん」→「おたんこナース」→「Heaven?」の順なのね。
絵を文で語るのは難しいが、よく映像作品でも、一瞬ぱっと動きが止まって、それからまた動き出す、みたいのがあるでしょう。コントとかの方がわかりやすいか。で、佐々木作品で特に好きなのはまさにそれで、大き目のコマで一瞬間があって、レタリングの書き文字でツッコミが入っていて、それからどーっと動き出す、その静と動が面白いのです。ま、実物見てもらえたら一発です。んで、「動物の〜」がちょっと物足りない感があるのは、まだそのへんの静と動が全面にでてないからなのかもしれないな、と思った。その分犬が喋っていて楽しいけどね。
国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

めちゃくちゃ。

それでもやはり、私は新渡戸の『武士道』が好きです。私自身が推奨している「武士道精神」も、多くは新渡戸の解釈に拠っています。
新渡戸の武士道解釈に、かなりキリスト教的な考え方が入っていることは確かです。それが、もともとの鎌倉武士の戦いの掟としての武士道とはかけ離れている、との説も承知しております。しかし、大事なのは武士道の定義を明確にすることではなく、「武士道精神」を取り戻すことです。
少なくとも、新渡戸の武士道は、私が幼い頃から吹き込まれていた行動基準と同一です。多くの人々も同じ思いを持つと思います。その意味で、近代武士道は新渡戸の書にもっともよく表現されていると思うのです。

?????
そうか、要するに「藤原教」なんだ。