ぶつぶつつらつらつれづれに

自分としては、わりと物事に寛容な気でいるのですが、人からは、「無神経なだけだ」とか「好き嫌いが激しすぎる」とか言われます。ふん。で、最近つくづく感じたのは、私は、「がんばるって素晴らしい至上主義者」と「とにかくやってみなくちゃ分からないじゃない主義者」がとことん苦手だ、ということです。もちろん、がんばることややってみること自体は、いいことだと思います。ある女性の「やってやれないことはないと思うんです!」というコトバは、私にとって昨年の名言ナンバーワンを競う鮮烈なものでした。が、時と場所は選んでほしいよね。努力は手段であって目的ではない。頑張らないで済むことだったら、がんばらないでいいんだって。やらなくたって、大体分かるって。そんなに一縷の望みにかけなくてはならないことばかりではない。力のいれどころは大事だョ。もっと言えば、「好きなことやってらァ、自然と力も入る」っていう、それだけのもんだ。要するに、私は団体行動が山程苦手だということです。普通、気分悪くても顔には出ないものなんですよね?すぐ文句言うからダメなのか…。3人寄れば文殊の知恵という言葉がございますが、個性を打ち消しあう現場を体験。ま、私は自分さえよければいいので、ちゃっかり自分だけいいとこさらっていけばそれでいいのですが。ちなみに、知らないところで、私は「ネクラ」と言われ大爆笑を誘ったそうです。そかネ。
どっかで書いた気がしますが、昨年の目標…というかテーマは、「ひとなみにたくましく」と「ヤなことはなるべくしない」でありました。前者については、「ある部分は人よりずっとたくましいし、ダメな部分は、もう爺さんなんだからしょうがない。そもそも人並みというところにムリがある。もうそれでいい」みたいな事を誰かに言われたので、ひとまず解決。後者は、こればっかりは自分にその気は無くても巻き込まれることは多々あるので、ま、しょうがない、ということで、おおむね解決。なんじゃそりゃ。今年は何にしようかな。いろいろとりとめもなく考えてた。「けっこん」とか、「ともだち作る」とか、「料理のレパートリーふやす」とか…。候補としては、「猫背を直す」、「同世代にもう少し感化される」、「ありのままをうけいれる」、「妖怪になる」など。どれにしようかナ。これもまた、最近あらためてつくづく感じたことですが、私の人生は所詮でたとこ勝負、行き先のない根無し草、すべてアドリブなんだから、なるようにしかならないサ。
よく、一年や、ある出来事に対して、よかったかどうか聞かれるけど、物事の善し悪しなんざ、誰が、いつ判断するかで変わってくる。言ってみれば、よくするも悪くするも自分のさじ加減、その後の、つまりたった今現在の、行動次第である。