ゆめのあとさき3 〜特別編

「しかし、よく毎日毎日こんだけ書きますね」「まぁね。内容はともかく、何か駄文を連ねる…という行為自体はね、苦じゃないのよ。記憶力ないんでメモ代わり、日記代わりっていうのが1つ。それと似て、あとで自分を客観視するためっていうのが1つ。単純に、わりとすぐに色々思うことがある、というのが1つ」「それにしても、内容が基本的にネガティブですよね。一部では、おいおいこいつ最近ヤバイんじゃないの、という声もあるようですが」「あのネ、ヤバいのは昔からです。言うことはいちいち大げさだし。思ってても言わなかったor一部の人にしか見せなかっただけ。でもね、ちょっと開示していこうと、さらけだそうという意識で」「でも、そんな暗い内面、見せられた方は困りませんか?」「たしかにね。最低限のオブラートにくるむなり加工はしようと思っているんだけど、しきれてないかもしれない。まぁ、まだ『あいつがこんなことを…』という新鮮さでカバーしている部分はある気がするけど、いいかげん気をつけます」「それと、内容が自分を卑下しすぎじゃないですかね。卑屈すぎませんか。世間的には、それなりに成功しているように見えるから尚更」「あのネ、世間的な評価は大して気にならないの。いわゆる地位や名誉もあまり重要じゃない。あくまでも自分の中での基準、および信頼してる人の評価が第一。そうなると、納得しきれていない部分も多い。コンプレックスをモチベーションにしているところは大きいからね」「でも、読んでて不愉快な部分ありますよ」「それは、すいません、以後気をつけますと頭下げるしかない。でもねぇ、威張ったら威張ったで、偉そうだ!!と散々怒られるんだから」「極端なんですよ!普通にできませんか」「そいつぁ無理な相談だなぁ(笑)。だって普通のことやると笑いとれるよ」「それは笑われてるんです」「なんでもいいよ。例えばこのブログとか、面白いと言ってくれてる人がいる。まぁ、つまんない人は見ないから当たり前だけど。で、その面白さはどこからくるのか。たぶん、ただ新鮮なだけだと思う。なかなか居ないヤツだから。で、時々スゲーって誤解してくれる人もいるんだ(笑)。では、それに飽きたらどうなるのか。もっといえば、この卑屈さ、一挙手一投足の予測のできなさ、と見せかけたワンパターン、内向性が嫌になったらどうするのか。または、考える上であえて/無意識に出してくる別の視点、対立軸、素っ頓狂な対案、それに加えた表現の稚拙さに辛抱できなくなったらどうするのか」「それぞれを改善するのと同時に、それをも上回る魅力や能力があればいいんですよね」「無いよ。あるとしても、全然違う基準なんだ。趣味も価値観も、最大公約数からかけ離れてる。自分の中ではピラミッドの頂上だと思っているけど、じつはただ体育館の隅っこの数センチにこだわっているだけな気もしてくる。なんなんだろ、この違いって」「さぁ。正直言って、ここに書かれる記事も分からないことだらけですからね」「自分でも何書いてるんだか分からないこといっぱいあるからね」「おいおい(笑)。たとえばスヌーピーとかこの会話とか、[特集]のカテゴリーって本当に反応ないですよね」「そうなんだよねぇ。つまんないのかね」「いやぁ、何と言うか、コメントしにくいんじゃないですかネ」「うーむ。じゃぁ、もう少し万人受けするようにしていきたいねぇ。中身を損なわず、伝え方を工夫。あと、もう少し自分のやる気を自分で操作したい。ま、この辺が来年の目標かな」「今年まだ残ってますよ」「いいんだよ、俺の12月なんて吹けば飛ぶようなもんだよ」「そうやってまた卑屈になるんだから!」