白線流し

実は、青春ものって意外と好きなんです。自分が通らなかった道をそこに見るのです(笑)。ま、今回はシリーズ完結編だそうで、学生時代は回想シーンなんですけど。時々あらわれる、若い頃の酒井美紀柏原崇を見ていると、映画「Love Letter」を想い出します。柄にも無く、大好きな映画です。
さて、本作。近作2つしか観てないので、相変わらず登場人物の背後関係は全然分からないのだが、相変わらず、しっかり作ってある部類のドラマだと思います。
今回は、幸いにもグサグサグサとやられるセリフはなかったが(トラックバック参照)、なかなかいいと思われるセリフも。「夢ってかなえると何になるのか分かったの。…日常。(中略) 大事にしときたいものがどんどん無くなって、どんどん変わって、すごくさびしい。想い出にしがみついたって、どーにもならないのに…、どーにもならないのにネ」。
あとは、スピッツの歌もいいですね。

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい

もっとも、スピッツの歌って意味がよく分かんないんですけどネ。あいにく読解力や想像力が無いもんで。これは本当で、話ずれるけど、たとえば「and I love you」とか、いまだに全然わかんないんですよ。えっ、誰がどんなウソついて何が分かって何諦めて何がきたの?? 結構病的かもしれない。恥ずかしい。ついでに話をずらすと、この頃エゴ・ラッピンが好きです。昔好きでMDに録音しといたのだが、近頃急に聞きたくなって聞いてる。無精者でトラックに名前付けないんで、何が何の曲かさっぱり分からないのだが、なんとかのブルースと「かつて」が特にお気に入り。