クライマーズハイのとけたとき

ふぅ。ようやく一息をついた。怒涛の締め切りラッシュ、どれも中途半端にしたくない、その場その場でできる限りのことをしたつもりで、まぁ、よかったり悪かったりだが、まずまずの結果を残せたのではないか。いや、もちろん何事も通過点にすぎなくて、毎日毎日「これがスタートライン」な状況に変わりはないのだけれど。
周りが見えなくなるくらいの生活をしていて、はじめて見えてくるものもある、ということを、はじめて?実感した。(…こういうことか。…その節は悪いことをした。)
準備不足はそれ相応の結果を招くわけですべてをアドリブで済ますわけには行かないことや、かといって昨日今日の準備で済むような話は微々たる物で究極的にはアドリブであることや、そういやもうすぐゾロ目な歳になってしまうことや、点字ブロックには大まかに2種類ある…はずなのに一説には形状が40種類あることや、本屋が好きらしく訳もなくうろつくことが多いことや、目を瞑って耳をすませば普段は気づかない音があふれていることや、やっぱり自分の頭は悪いことや、カレーが好きらしくてよく食べることや、極度の照れ屋でちょっと褒められただけでドキドキしてしまうことや、夜中の3:30にメールの返信をするのはテンションがおかしいので控えた方がいいことや(素で「ご丁寧な返信痛み入ります。ぺこぺこ」とやって関わって日の浅い先方を驚かせた。ゴメンなさい、私はこんなんです)、感動も共感も発見も人とのかかわりの中で生まれることや、集中力のなさは際立っており私の場合いつの間にかネットでお気に入りに登録されている人のブログをろくに読む気もなく更新もされていないのにひたすら何周も見続けていて「いかんいかん」と思うことや、夜中突然頭が止まって何も考えられなくなることや、深く考えるだけ考えて紡いだ言葉はきっと人に伝わるということや。。。
とりあえず今は開放感というかホッとしている。
…と、勝手に満足しつつ帰宅後飯喰って寝てしまい、目が覚め、夜は眠れないというパターン。冴えてしまった頭は、要らんことばかり考える。いつか書いたが、クライマーズハイ(http://d.hatena.ne.jp/sandayu/20060109/1136806854)がとけた時の様相だ。とりあえず日にちに追われて動いてる時は考えないが、ふと落ち着いてみれば、胃は痛み顔はやつれ肩は凝り、疲れてるんだが神経が高ぶって眠れず、ストレス耐性のない自己の体に改めて気づく。そして、恐い。お得意のマイナス思考とは恐ろしいもので、どこにも入れない気がしてくるし、仮に入れても自分がついてけない気がするし、よしんばついてけてもそこはすぐに倒産しそうな気がするし、こんな扱いにくい奴を受けいれてくれる懐の深い奴はそうもいない気もしてくる。まったく、子供みたいな。自分で考えて自分であきれる。まぁいいではないか、あれだなっていう一応のゴールが見えると、いつも遠回りして別のことやろうとしてきた。良くも悪くもそんな迂回路が自分をこしらえてしまったのだ。
というようなことをぐだぐだ整理すれば、きっと眠れるだろう。特にここ数日、迷惑かけた方ゴメンなさい。助けてくれた方ありがとう。「またアホやってらぁ」と笑ってていただければ。もしくはだれか共にアホやりましょう(笑)。